正岡子規の短歌

  • かめにさす 藤の花ぶさ みじかければ
    たたみの上に とどかざりけり
  • ガラス戸の 外のつきよをながむれど
    ランプのかげの うつりて見えず
  • くれないの 二尺のびたるばらの芽の
    針やわらかに 春雨の降る
  • いちはつの 花咲きいでて我目には
    今年ばかりの 春行かんとす