生活(秋)
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生活(秋)の季語と代表的な俳句の一覧です。
- 夜学 (やがく)
- へつらふが 如き夜学の 教師かな
- 高浜 虚子
- 猿酒 (さるざけ)
- 猿酒に さも似し酒を 醸しきむ
- 水原 秋櫻子
- 濁酒 (にごりざけ)
- 藁の栓 してみちのくの 濁酒
- 山口 青邨
- 栗飯 (くりめし)
- 大食を 上座に栗の 飯黄なり
- 夏目 漱石
- 柚味噌 (ゆみそ)
- 柚味噌して 膳賑はしや 草の宿
- 村上 鬼城
- 旅びとに 斎の柚味噌や 高山寺
- 水原 秋櫻子
- 秋灯 (しゅうとう)
- 秋灯や 夫婦互に 無き如く
- 高浜 虚子
- 冬支度 (ふゆじたく)
- 熊の湯は 篠竹出荷 冬支度
- 中村 汀女
- 秋耕 (しゅうこう)
- 秋耕や あらはの墓に 手向花
- 水原 秋櫻子
- 鳴子 (なるこ)
- 鳥立ちし あとも鳴子の 鳴りやまず
- 中村 汀女
- 菊枕 (きくまくら)
- 白妙の 菊の枕を 縫ひ上げし
- 杉田 久女
- 鹿垣 (ししがき)
- 鹿垣を 見つつもぞ行く 有馬かな
- 阿波野 青畝
- 砧 (きぬた)
- 砧打て 我に聞かせよ 坊が妻
- 松尾 芭蕉
- 葦刈 (あしかり)
- また一人 遠くの芦を 刈りはじむ
- 高野 素十
- 夜なべ (よなべ)
- お六櫛 つくる夜なべや 月もよく
- 山口 青邨
- 踊子 (おどりこ)
- づかづかと 来て踊子に ささやける
- 高野 素十
- 茸籠 (たけかご)
- 茸籠に 敷く歯朶(しだ)青き 京を発つ
- 中村 汀女
- 鯊釣 (はぜつり)
- 鯊釣や 不二暮れそめて 手を洗ふ
- 水原 秋櫻子 汀女
- 竹伐る (たけきる)
- 竹伐り置く 唐招堤寺 門前に
- 西東 三鬼
- 盆芝居 (ぼんしばい)
- 遠空を 染むる花火や 盆芝居
- 水原 秋櫻子
- 月見 (つきみ)
- 舟べりに 頬杖ついて 月見かな
- 山口 青邨
- 紅葉 (もみじ)
- 紅葉見や 尼も小縁に かしこまり
- 高浜 虚子
( Written by buzz )