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季語「運動会(うんどうかい)」の解説と季語を使った俳句の例
秋の季節の季語の一つである「運動会(うんどうかい)」です。
運動会
「運動会」は、秋に行われる学校や地域のスポーツイベントを指します。晴天の日に行われることが多く、徒競走、リレー、玉入れ、綱引きなどの競技が行われ、子どもから大人までが集まって楽しむ行事です。運動会は、秋の爽やかな気候の中で体を動かし、互いに競い合う姿が見られる季節の風物詩として親しまれています。俳句では、運動会の賑やかさや子どもたちの一生懸命な姿、応援する家族の様子を通して、秋の活気や喜びが詠まれることが多いです。
季語「運動会(うんどうかい)」を使った俳句の例です。
運動会 青空高く 旗なびく
解説:秋晴れの青空の下で、運動会の旗が高くなびいている様子を詠んでいます。秋の爽やかな空気と運動会の賑やかさが伝わり、空高く揚がる旗が行事の始まりや盛り上がりを感じさせます。
子ら走る 運動会の 声はじけ
解説:運動会で子どもたちが走る中、その声が会場に響き渡る様子を詠んでいます。子どもたちの歓声や競技の熱気が伝わり、秋の運動会特有の活気が感じられます。
手から手へ バトンを渡す 運動会
解説:運動会のリレー競技で、子どもたちがバトンを手渡していく瞬間を詠んでいます。手から手へとバトンが受け渡されることで、チームワークと一生懸命に競技に取り組む姿が表現されています。運動会の緊張感と仲間同士の連帯感が感じられる句です。
著者 / Tommy Ikura
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