季語「初晴(はつばれ)」の解説と季語を使った俳句の例

新年の季節の季語の一つである「初晴(はつばれ)」です。

初晴

季語の解説:

「初晴」は新年を迎えて初めて晴れることを指し、清々しい新年の朝や昼間の晴天のことを表します。新しい一年が始まる時期に、青空が広がることで、明るい希望や幸先の良さを感じさせる季語です。俳句では「初晴」が、新年の晴れやかさや穏やかな日差し、新しいスタートの清らかさを表現するために用いられます。

俳句の例:

季語「初晴(はつばれ)」を使った俳句の例です。

初晴の 空広がりて 鳥翔び立つ

解説:新年最初の晴れた空が広がり、鳥が勢いよく飛んでいる様子を描写しています。初晴と空の広がりが、新年の解放感や明るい気持ちを象徴しています。

朝空に 初晴の光 降り注ぐ

解説:新年の朝、初晴の光が空全体に広がり、清らかで希望に満ちた朝の情景を表現しています。初晴が新年の始まりの明るい兆しを示しています。

雲消えて 新しき朝 初晴れや

解説:新年の朝に雲が消え、青空が広がり、初晴の気持ち良い天気を迎える様子が表現されています。新たな年の始まりを清々しい晴天が祝福している情景です。

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著者 / Tommy Ikura

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