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季語「雨水(うすい)」の解説と季語を使った俳句の例
春の季節の季語の一つである「雨水(うすい)」です。
雨水
季語の解説:
「雨水(うすい)」は春の季語で、二十四節気のひとつです。立春の後、2月中旬頃から始まり、雪が雨に変わり、氷が解けて水となることで、草木が芽吹き始める時期を表しています。寒さが和らぎ、冬から春への移り変わりを感じさせる節目で、自然の生命力が静かに芽吹き始める頃です。「雨水」という言葉には、冬の名残とともに春への期待が感じられ、柔らかな季節の変化が表現されています。
俳句の例:
季語「雨水(うすい)」を使った俳句の例です。
雨水来て 庭に小さき 芽吹きかな
解説: 雨水の季節が訪れ、庭に小さな芽が芽吹き始めた様子を詠みました。
軒先に 雨水の雫 光揺れ
解説: 軒先から滴り落ちる雨水が陽に照らされて揺れている様子を詠みました。
薄氷の 消えて雨水の 土の香
解説: 薄氷が溶けて雨水の季節を迎え、湿った土の香りが漂っている情景を詠みました。
著者 / Tommy Ikura
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