季語「海の日(うみのひ)」の解説と季語を使った俳句の例

夏の季節の季語の一つである「海の日(うみのひ)」です。

海の日

季語の解説:

「海の日」は、毎年7月の第3月曜日に、日本で祝われる祝日で、海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日です。夏本番に近づくこの時期、海開きが行われたり、海辺で過ごす人々の活気が溢れます。俳句では、夏の海の広がりや、その日ならではの海の美しさ、また海への感謝を表現する際に用いられます。

俳句の例:

季語「海の日(うみのひ)」を使った俳句の例です。

海の日に 元気に泳ぐ 声響く

解説:海の日に、元気よく泳ぐ人たちの声が響き渡っている様子を描写しています。夏らしい明るく活気ある海の情景が、海の日の開放感とともに伝わってきます。

海の日の 強い日差しに 目を細め

解説:海の日の強い日差しを浴びながら、眩しさに目を細めている様子を詠んでいます。夏の海の強い日差しと、光を浴びる体験がよく表現されています。

海の日に 冷えた麦茶が 甘露かな

解説:海の日に飲む冷えた麦茶の美味しさを「甘露」(かんろ)と表現し、格別な涼を味わう様子を詠んでいます。海辺で飲む麦茶が特別に感じられ、海の日の楽しさが伝わる句です。

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著者 / Tommy Ikura

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