季語「初筑波（はつつくば）」の解説と季語を使った俳句の例

新年の季節の季語の一つである「初筑波（はつつくば）」です。

初筑波

「初筑波」は、新年最初に筑波山を訪れたり、眺めたりすることを指す新年の季語です。筑波山は日本の歴史や文化に深く根付いた象徴的な山であり、初日の出を拝む場所としても親しまれています。この季語には、新しい年の始まりに神聖な山から希望を受け取り、自然と調和する心が込められています。俳句では、筑波山の雄大さや、その山を背景にした人々の行動を詠むことで、新年の清々しさや厳かな雰囲気を表現することができます。また、山の四季折々の美しさを感じさせる情景描写にも適しています。

ありません。

季語「初筑波（はつつくば）」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。

枯れざまの 揃ひし蘆や 初筑波

作者：水原秋桜子