- Home ›
- 新年の季語一覧 ›
- 新年[生活]の季語一覧
季語「年賀状(ねんがじょう)」の解説と季語を使った俳句の例
新年の季節の季語の一つである「年賀状(ねんがじょう)」です。
年賀状
季語の解説:
「年賀状」は、年始にお世話になった方々や親しい人に送る挨拶状を指します。新年を祝うとともに、健康や幸福を祈り、近況を報告する手段として古くから日本に伝わる習慣です。年賀状は、普段会えない人との絆を再確認する手段でもあり、手書きの文字や気持ちを込めた言葉が温かさを伝えます。俳句では「年賀状」を通して、親しみや感謝の気持ち、新年の希望を表現する際に用いられます。
俳句の例:
季語「年賀状(ねんがじょう)」を使った俳句の例です。
年賀状 筆を走らせ 夜更けまで
解説:年賀状を夜遅くまで書き続ける情景を描写しています。相手を思い浮かべながら、丁寧に年賀状を仕上げる姿が表現されており、新年の挨拶を大切にする気持ちが伝わります。
家族皆 年賀状読み 笑みが満つ
解説:家族が集まって届いた年賀状を読み、笑顔が広がる様子を描いています。新年の挨拶を通じて、家族みんなが幸せな気持ちになる温かな情景です。年賀状がもたらす親しみと喜びが表現されています。
会えぬ友 思い寄せつつ 年賀状
解説:会えない友人へ向けて、思いを込めて年賀状を書く様子を描いています。遠く離れていても年賀状で気持ちを届けようとする、温かい思いが伝わります。
著者 / Tommy Ikura
毎日の暮らしの中で役立つ情報や、趣味に関するコンテンツを分かりやすく解説するサイトを製作しています。