季語「弓始(ゆみはじめ)」の解説と季語を使った俳句の例

新年の季節の季語の一つである「弓始(ゆみはじめ)」です。

弓始

季語の解説:

「弓始」は、新年の初めに弓を射る行事や、その行為そのものを指す新年の季語です。弓道や弓術の稽古を再開する場面として捉えられるだけでなく、新年に行われる儀式的な弓射の行事も含まれます。この行事には、厄を払う、的を射ることで新年の成功を祈願する、といった意味が込められています。俳句では、「弓始」を用いることで、新年の始まりに行われる特別な行為や、その厳粛で清らかな空気感を詠みます。また、弓を射る際の緊張感や集中力、弓を引く力強さなども描写に取り入れられ、新年への決意や期待が感じられる句となります。

季語を使った自作の俳句:

ありません。

有名な俳句、著名な俳人の俳句:

季語「弓始(ゆみはじめ)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。

手ごたへの 雲に花あり 弓はじめ

作者:与謝蕪村

一ぱいに はれきる山や 弓始

作者:小林一茶

プロフィール画像

著者 / Tommy Ikura

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