季語「初春(しょしゅん、はつはる)」の解説と季語を使った俳句の例

春の季節の季語の一つである「初春(しょしゅん、はつはる)」です。

初春

季語の解説:

「初春(しょしゅん、はつはる)」は春の季語で、年が明けてから早い時期の春を指します。まだ寒さが残るものの、暦の上での春の始まりや、春の兆しが少しずつ感じられる時期です。初春には、冬の冷たさが和らぎ始める期待や、これからの春の喜びへの予感が込められています。この季語は、まだ訪れたばかりの春に対する新鮮な気持ちや、生命が動き出す準備を描くのにふさわしい表現です。

俳句の例:

季語「初春(しょしゅん、はつはる)」を使った俳句の例です。

初春の 光が映す 庭の雪

解説: 初春の柔らかな光が、まだ庭に残っている雪を照らす情景を詠みました。

陽のぬくみ 初春の風が 頬を撫で

解説: 初春の風が頬をそっと撫でていく様子を詠みました。

足元に 感じる初春の 息吹かな

解説: 足元の土から、初春の息吹を感じる瞬間を詠みました。

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著者 / Tommy Ikura

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