- Home ›
- 春の季語一覧 ›
- 春[時候]の季語一覧
季語「長閑(のどか)」の解説と季語を使った俳句の例
春の季節の季語の一つである「長閑(のどか)」です。
長閑
季語の解説:
「長閑(のどか)」は春の季語で、穏やかで静かな春の日の様子を表します。暖かくなり、空気が緩やかで、心まで安らぐような気候が「長閑」とされています。冬の厳しい寒さが過ぎ去り、ようやく迎えた穏やかな春の日差しや、ゆったりとした時間の流れを感じさせます。この季語は、春の落ち着いた情景や、自然の平和な姿を描くのにふさわしい言葉です。
俳句の例:
季語「長閑(のどか)」を使った俳句の例です。
長閑なり 野辺の草花 揺れそよぐ
解説: 長閑な春の日、野辺の草花がそよ風に揺れている情景を詠みました。
山の端に 長閑の陽射し 溶けてゆく
解説: 山の端に長閑な陽射しがゆっくりと沈んでいく様子を詠みました。
風光る 長閑な水面の 光かな
解説: 春の長閑な日差しが水面に反射して光っている情景を詠みました。
著者 / Tommy Ikura
毎日の暮らしの中で役立つ情報や、趣味に関するコンテンツを分かりやすく解説するサイトを製作しています。