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季語「神無月(かんなづき)」の解説と季語を使った俳句の例
冬の季節の季語の一つである「神無月(かんなづき)」です。
神無月
「神無月(かんなづき)」は旧暦10月を指す時候の季語で、冬の初めを象徴する言葉として俳句で用いられます。「神無月」は「神様がいない月」という意味であり、出雲大社に全国の神々が集まるとされる信仰に由来しています。そのため、この月には神々が留守になるという独特の文化的背景があり、神秘的で厳かな雰囲気を持つ季語です。俳句では、季節の移ろいや、冬の始まりに感じる静けさ、そして神々への祈りや感謝を込めた情景を詠む際に使われます。日本特有の文化的背景が織り込まれた、奥深い季語です。
ありません。
季語「神無月(かんなづき)」を使った有名な俳句や著名な俳人の俳句をご紹介します。
空狭き 都に住むや 神無月
作者:夏目漱石
朝市に 磯もの多し 神無月
作者:水原秋桜子
著者 / Tommy Ikura
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